悪質な防犯カメラ業者と失敗例

よくある出来事なんだけど…

防犯カメラに関して問い合わせがあって訪問してみると、インターネット上の間違った情報を鵜呑みにしてることによく遭遇します。

実際、カメラと一口に言っても沢山の種類がありニーズ毎に設置する機器は変わります。

定価でのお話ですが、防犯カメラと言っても安いものだとカメラ１台で数万(ちゃんとしたメーカー)でも購入は可能です。しかし、専門性の高いものになるとカメラ１台でトヨタの人気車種新車１台位もあります。

また、最近は知識の無い業者が悪質な商品をばらまいているのも散見します。

実際に、問い合わせがありそういった業者と競争になり価格面で勝てるわけもなく負けてしまったことがあったのですが…先月、そのお客様から連絡があり行ってみると３ヶ月もせずにカメラが壊れてしまい。対応がその業者ではできないので困ったということがありました。

他のものもそうですが、何でも安ければ良いと言うものではありません。

また、ある日の事…あるマンションのオーナー様から連絡がありました。内容としては、大手の不動産業者からカメラをマンションにつけてはどうか？との提案がありその大手不動産会社が防犯カメラを設置。その後、トラブルがあり映像確認依頼をするとそのトラブルはカメラでは映ってないと言われたというご相談がありました。

早速オーナー様と現場に行ってみると、カメラ設置位置から通常であれば写る場所なのにと思いながら見てみることに…近づいてみるとカメラ設置用に柱を立てて設置してありましたが設置用の柱は施工基準を満たしておらずぐらぐら…

その場で唖然としてしまいましたが、オーナーが見たかった映像を確認しようと録画機を見ると機器エラーにより録画が停まっていました。

不動産業者からの報告では、トラブルは映っていなかったが機器は正常に作動しているとのことでしたがそれよりも何ヵ月も前にエラーで機器が停止していたことを確認しました。

オーナーがその場で不動産業者へ連絡すると“仲介してるだけ”だったのでカメラに関しての知識もなく、不動産業者も嘘の報告を悪質な業者から受けていたことが分かり驚いていました。

結局、マンションオーナー様からはちゃんとした業者に直接頼まないと駄目だと契約を頂いたのですが…。(そういった業者と防犯屋が同じ感覚で比べられるのが悔しかった…)

防犯カメラは“犯罪の抑止力”としてと“記録”としての両輪で成り立つものですから、簡単に壊れるようなものでは使い物にならないのです。大切な防犯対策ですから！

読者の方は、そのカメラ業者が防犯に精通しているのか？実績はどうなのか？ちゃんとしたメーカーの商品を使っているのか？を見極めて業者選びを行ってください。

業者やメーカーに関しても後日追記する予定です。

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